植毛|【薄毛のステージ別】自毛植毛に関する15の疑問
植毛の進化論・薄毛は「隠す」から「治す」時代へ
■STAGE03 今の薄毛を何とかしたいあなたに
現在進行系で薄毛に悩み、治療を諦めている人がいるならば自毛植毛を真剣に検討すべきだ。薄毛を治し、失った髪とともに人生を取り戻せるのだから。
<こんな人向けの5問> ●発毛や育毛など色々試したが効果のなかった人 ●もうハゲとして生きるしかないと諦めている ●なんとか薄毛を治したいと思っている人
薄毛治療を諦めてしまった人。絶対に何とかしたい人。そんなあなたが気になる質問をぶつけてみた。
■Q.11
現在、かなり薄毛が進行してしまっていますが、フサフサになりますか?
A.
移植する株数を増やせば物理的にはかなりのボリュームアップは可能です。しかし、薄毛治療において重要なのは「不自然に見えないこと」だとも考えています。自毛植毛のメリットは周囲にバレずに薄毛解消の効果を体感できることですが、年齢相応の自然なボリューム感というものもございます。移植数をどうするか、ゴールをどこに設定するかなど我々も経験則に基づいてご提案させていただきます。
■Q.12
自毛植毛を検討しているけど、忙しいので入院や通院はできません
A.
手術自体は大量移植の場合でも基本的には日帰りで完了し、シャンプーも翌日からご自身で行っていただくことができます。通院の必要はなく、手術の半年後、1年後に検診のご案内をしています。
■Q.13
術後の生着率はどれくらい? 移植元の髪が減る分は薄くなる?
A.
治療効果を最大限引き出す努力を続けた結果、生着率は90%程度になります。術後は一時的に、移植した部分の周囲の毛髪が脱落する〝ショックロス〞という現象が起こることがありますが、半年後くらいには一つの毛穴から2~3本 の毛が生えてきます。また移植元についてですが、自毛植毛はドナー部から移植部への「髪の引越し」ですので、理論上、移植元の髪は減ります。しかし、後頭部はもともと毛量が多く、広範囲からバランスよく間引く形で採取するので「減った」と感じることはありません。
■Q.14
いろいろ試したけど効果は…自毛植毛でも同じことになるのではないかと不安です。
A.
残念ながら世の中には、疑わしい発毛・育毛に関する商品が溢れ、自毛植毛でもロボットを使う手術を行うクリニックが存在します。そのため、セカンドオピニオンでお越しになる方も増えています。もちろん当院ではすべてが一つ一つ、丁寧な手作業です。なぜなら個人差のある人の毛根は機械的、かつ平均的に扱うべきではないという信念があるからです。「毛根移植は臓器移植」と同じだと考えています。一口に植毛といっても多種多様なニーズにフィットする技術やアイデアが、医師には欠かせません。
■Q.15
結局、ハゲはハゲのままで生きるしかないのですか?
A.
人生100年時代と言われる世相を反映してか、83歳の患者さんが来たこともあります。年齢や現状を理由にして、薄毛の改善を諦める必要はもうないのです。術後のアフターケアで感じる多くの患者さんに共通する変化として、声が明るくなる、服装が変わる、自信が増す、といったものが挙げられます。髪の悩みが解消されることで、人生は変わります。薄毛に悩む方には、どうか勇気を出して、クリニックのドアを叩いていただきたいです。
<この段階のまとめ> ●自毛植毛は「隠す・不安」ではなく「治す」 ●信頼できるクリニック、高い技術を持った医師の施術が重要 ●薄毛治療で人生は変わる
さて、3種類のステージ別・自毛植毛Q&Aはいかがだっただろうか。薄毛をどう認識するか、どう解決するか。それを判断するのは周囲ではなく自分である。そして、薄毛が進行しているとすれば、最も進行が浅い段階は「今」なのだ。
音田医師の「薄毛治療は人生への投資」という言葉と、薄毛を治すことのできる「自毛植毛」の存在を踏まえて、改めて自分の髪と人生について考えていただきたい。